黒鷲の旅団 プロローグ

 高度電脳社会。

 ハインリヒと仲間達。
 フィルブラント社所属の私設部隊。
 彼らはVR空間での訓練中だった。

 サービス終了を告げるアナウンス。
 別の世界へ転送されたのだが。
 そこは、ただのVRでもない様で?


 戦場跡に放り出されたハイン。
 出会うのは明日をも知れぬ子供達。

 無力だった自分の様な子供達。
 自分はもう無力なそれではない。
 彼はその手を差し伸べる。


 かくして、長い旅は幕を開けた。



(1)コピーダイブ型VRゲーム


(2)異世界へ……の前に





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